プロフィール紹介
医療業界専門コーチ 岡本 智子
- コーチング/1000時間以上/15年以上
- 研修・セミナー登壇100件以上
- コーチ・エイ アカデミア クラスコーチとしてコーチマネージャーの育成に関わる(200回以上)
- 実は2019年から大学・大学院の教員(札幌保健医療大学)
- キャラクター:情に熱い(情熱を燃やしてきた)
※2026年2月時点
経歴
管理栄養士東北大学病院にて
栄養管理質 室長/診療技術部副部長/栄養サポートチーム(NST)ディレクター(※上記役職 2019年3月まで)
札幌保健医療大学にて
札幌保健医療大学 准教授/札幌保健医療大学 教授/札幌保健医療大学 大学院 教授(※2025年3月 大学・大学院を退職)
2025年 コーチとして完全独立
2003年当時、大学病院の管理栄養士の部門長として働いていました。その頃くらいからチーム医療が盛んになりつつありました。
臨床で求められる栄養管理を行うためには、管理栄養士のスキルアップ、そして周りの他職種と連携した動きをとる必要性が高まっていたのです。
「患者さんに元気になってもらう」
このサポートも医療システムの変化にともない徐々に変化していきました。そして、院内で働くすべての職種もスピーディーな変化が求められたのです。
私はこの変化に対応するために、チームスタッフをマネジメントし、力づくで動かそうとしました。しかし、スタッフ全員が同じ方向を向いて動いてはくれませんでした。
むしろ、力を入れればいれるほど、パフォーマンスが下がっていくスタッフも出てきたのです!
「患者さんを元気にしたい!」
ただそう思っているだけなのに、私は間違ったチームマネジメントで、皆のエネルギーダウンを引き起こしてしまったのです。
間違ったマネジメント方法、そしてコミュニケーション方法を選択していた自分に、今なら、こう言ってあげたい。「あなたが間違っているわけじゃない。ただ、ひとりで抱えすぎているだけだよ」と。。
チームマネジメントに課題を感じている中、
医療安全を目的に「コーチング」を学ぶ機会を得ました。
コーチングの学びは「相手をよく観
察し、相手の話しを聞く」という
テーマから始まりました。
このシンプル極まりない「話しを聞くよ」という関わり方は、
私の想像を超えてコミュニケーションをスムーズなものにしていきました。
強引なチームマネジメントをしていた頃には考えられないくらい、スタッフが話してくれるようになったのです!
そして、実はこれまで「何も考えていない!」と思っていたスタッフが、さまざまな考えを持っていたことにも気づかされたのです。
コーチングでの学びをきっかけに、「自分」と「他者」との違いを理解するようになりました。
コーチングを学んでいた私は、*診療技術部(約300名)の人材育成を任されることになりました。300名も医療関係者がいれば、個性豊かな人が集まっていて当然。
さらに診療技術部に所属する人は
”職人かたぎ”な
一面が
あったことは確かです。
*診療技術部とは、東北大学病院の医師看護師薬剤師以外の国家資格を持つ12職種7部門からなる部。
私のミッションは、この職人かたぎな一面をもった300名の方々に、
- 01. 新人研修
- 02. コミュニケーションスキルの向上
- 03. 次世代のリーダー育成
これらの必要性を理解してもらい、さらには実践してもらうことでした。
「ミッションに向かって、全速力で仕事をするぞ!」
こう意気込んでいた時に、2011年3月11日の東日本大震災が起こりました。震災は無条件に、私達にコミュニケーションの必要性を感じさせました。
それまで話す機会の少なかった、リーダーの技師長7人が、2週間に一度ミーティングを実施するようになったのです。
しかし、話し合いの機会をつくっても、課題を掘り下げ、対策をしっかり打ち出すようなミーティングを行うことはできませんでした。
なぜなら、リーダーたちが効果的なコミュニケーションについて、知らないことが多すぎたからです。
また、直近の課題については話し合えても、未来を見据えてのリーダーシップ育成研修などについては、その必要性についてすんなり理解してもらえない状況でした。
そこで、チームマネジメントの根幹にあるコミュニケーションスキルや人材育成に必須のリーダーシップ研修の必要性や良さを理解してもらいたく、リーダーたちに定期的に1on1のコーチングセッションを提供したのです。
するとセッションを受けていく中で、
リーダーたちに変化が
訪れました。
人の話を聞くことの重要性、そして仲間を承認していくことの喜びを体感したリーダーたちは、仲間にも「コーチングスキルを修得してもらいたい!」と言い出してくれたのです。
このような経緯から技師長、副技師長ならびに主任クラス、
総勢62名がコミュニケーショントレーニングを、約1年半にわたり受講しました。
受講した結果、部署内はもちろん、部署をまたいでの会話が増え、
院内の情報共有が格段にスムーズになっていったのです。
“ともに元気であり続けたい”
働く個人を元気にしていくとチーム、そして部署、最終的には院内、最終的には必ず患者さんに、その元気は波及していきます。
これまで経験した職場でのさまざま体験、そしてコーチとして病院関係者の方々との関わってきた経験を通して、個の成長と組織全体での意欲の高まりが、健全な組織を創っていくと考えるようになりました。
元気は「人とのかかわり」が紡いでいくものです。
私は、この人が元気になれる「人とのかかわり方」を必要とする病院に、
コーチングを通じてコミュニケーションやリーダーシップを高める方法を届けたい。なぜなら、コミュニケーションやリーダーシップを知れば、もっともっと医療全体の、可能性の扉が開いていくと信じているからです。
《私が夢見る医療の現場×
コミュニケーション》
子どもの頃から、いつも「人」に興味関心がありました。
そして、社会人になり仕事をしていく上で「人と人をつなげていく」ことに、私自身が大きな喜びを感じることを発見しました。
なぜなら人と人がつながったあとの世界は、それまでのものとは、
まったく違う世界になるからです。
人と人がつながっていくためには、2つのポイントがあります。
それは「常に誰かのために動く」という利他の心をもった行動。
そして「喜びをみんなで分かちあう」こと。
このポイントこそが、私のコーチとしてのエネルギー源です。
日本に自走できる医療組織を増やしていく! これが私のビジョンです。